術前検査と入院説明について

今日は子宮内膜ポリープの術前検査とその入院説明について紹介しようと思います。

術前検査と入院説明は別々で予約をしました。

1.術前検査

まずは術前検査ですが、いつも通り予約時間に受付をし婦人科に着くと、受付の方から
「このファイルを持って書いてある通りに上から順番に回っていただいて、終わったら婦人科に戻ってきてください」
とのことで検尿、採血(5本)、レントゲン、心電図を終えて婦人科に(所要時間30分程度)

しかし、それから30分ほど待っていたら看護師さんから
「先生から追加で肺活量も調べてきてほしいと言われております。ただ、今入れた新規予約なので長めの待ち時間が発生するかもしれません」
とのこと。そしてもう一度心電図を撮った循環器科に移動。

10年以上毎日煙草を吸っていたし、そりゃ肺の検査も引っかかるよね、、、

と思ったそうです。
妻は禁煙するまで高熱でも喉が痛くても煙草だけは欠かさず吸っていました(笑)

循環器科に到着後30分程度で呼ばれて検査を終えて再度婦人科へ。

その後1時間程度で呼ばれ診察室に呼ばれたそうです。

「すみません。R波が気になって肺活量の追加検査をしてもらいました。結果異常ありませんでした。体格などでもR波の増高不良になることがあるんです」
とのこと。
血液型以外、結果がでて異常なし。

びっくりしたんですけど、元喫煙者の妻の肺年齢は21歳でした!!!

煙草を辞めたら若返るんですかね?誇らしげに肺年齢の紙を見せてきました(笑)

その後先生から
「最初に来ていただいた日に話していた、卵巣の腫れを確認させてください」とのことで診察台へ。

「1ヶ月以上経っても消えませんでしたね。これは卵巣嚢腫です。右、約3センチ。少しお話させてください」

まとめるとこういう話でした。

  • 約3センチの卵巣嚢腫がある。
  • もうすぐ子宮内膜ポリープの手術があるが、その時に同時に取ることもできる。
  • しかし、これくらいのサイズなら取らなくてもいい。
  • 取るメリットは組織判断がつくから安心。ポリープも卵巣嚢腫もなくせてスッキリする。
  • デメリットは入院期間が長め。卵巣機能の低下。
  • 妊活をするなら現サイズの卵巣嚢腫の手術はおすすめしない。妊活できない期間を延ばしてまで今手術するメリットは大きくない。
  • 今のサイズなら卵巣嚢腫を抱えたままでも妊娠出来る(MRI検査と腫瘍マーカー検査を受けて良性だった場合)
  • 腫瘍マーカー検査を今回の血液検査に追加。
  • 手術の何日か前にMRI検査を実施。
  • 良性だった場合そのまま入院日を迎える。入院後MRI検査の結果報告。
  • もし気になる点があった場合連絡があり、手術日も内容も変更の可能性あり。

MRI 検査を受けるため、眉や体のタトゥー有無、ペースメーカー、閉所恐怖症ではないか聞かれ、詳しい話はこの後看護師さんから説明。

次に、手術のために生理周期をずらすピルのお話。

ジエノゲスト錠0,5㎎を朝と夜、1日2回服用。
月経2日目から飲み始め、手術日まで飲み続ける。不正出血があっても飲み続ける。とのこと。

そして
「入院説明の時間が迫ってますが、もう少しだけお時間いただいて、手術説明させて下さい」と、子宮鏡下手術の説明書から始まり、23枚丁寧に説明されたそうです。

(他にも何人か先生はいるそうですが、この病院の待ち時間が長い理由はこのように丁寧に説明いただけるからなんでしょうね)


「以上です。次回のMRI検査の予約を取りました。MRI検査の日は診察はありません。何か質問はありますか?」とのことで、

「不妊治療専門クリニックでホルモン検査を予定していて、月経2日目から5日目に行きたいんですが、ピルを飲むと検査できないと言われています。先ほど先生にもらったピルの説明書には【2日目から5日目に服用開始】って書いてあるので、クリニックでの検査後に飲み始めてもいいですか?」と聞いたところ

「2日目の夜には飲み始めてほしい」とのこと。

不妊治療専門クリニックに月経が始まったらすぐ電話して、明日予約お願いします。と言ったところで取れないだろうな。でも、少しでも早く検査を進めたい。と妻は言っていましたが、妻の体、手術優先です。


が、月経2日目に予約取れたんです。しかも当日予約で。
これは次の記事で書こうと思います。


それと手術当日は弾性ストッキングを履くため、入院日に自分で病院の売店に行き購入してもらう。それが5,000円ぐらいで、手術とは別でお金がかかる。とのこと。

診察室を出て次のようなMRI検査の説明を看護師さんから受けたようです。

  • 化粧、カラーコンタクト、指輪などの金属類、マニキュア、金属の入った下着、ヒートテック、増毛パウダー、タトゥー、アートメイクなどは禁止。
  • 化粧は日焼け止めや下地くらいは塗ってきてもいいが、少しでも金属を探知するとその場で落とさないといけなくなって、たまに引っかかる人がいるから、何も塗らない方がいいかもしれない。
  • お渡しする紙に詳しく書いてあるからよく読んでください。とのこと。

ここまででかかった時間は3時間50分。

入院説明の予約の時間まで10分しかないため、急いでお会計へ。

本日のお会計は11,230円でした。

2.入院説明


次は入院説明です。

入院説明は待ち時間なし。
個室で、とにかく明るい看護師さんがたくさん聞いてくる。

サプリ(手術1週間前から全部禁止)、入院歴、大きな怪我、骨折歴、麻酔歴、手術歴、今までの人生で飲んできた薬全部・・覚えてないです(笑)

それから個室か大部屋か。個室は1日約9,000円プラスでかかる。
女性は保険でお金がいくらか返ってくる人はどうせならと個室を希望する人が多い。

大部屋でも4人だし、婦人科は女性フロアに入院になると思うから、そんなにうるさくないと思う。混んでいると男女混合フロアになるかもしれないけど、部屋には女性しかいないから安心してね。とのこと。

それから入院時の注意点についての説明。

【入院時の注意点】
  • パジャマやタオル、おむつ、日用品はレンタルもあるが、病院とは別会社のため、自分で病院内にあるレンタル会社で必要な日数分契約をし、退院時にもその場所に行き、支払いをする。
  • 手術着はレンタル必須のため、日用品をレンタルしなくても結局そのレンタルスペースにいく必要があり、今回の手術内容的に紙おむつもここで買う必要がある。
  • 入浴はシャワーで手術前日に30分枠がある。
  • 時間内に髪の毛が乾かしきれない可能性がある場合、看護師さんに入浴前に相談。シャンプーボディーソープは持参。ドライヤーは病院にあるため必要なし。
  • ご飯を食べるときに箸は配膳されないから必須。
  • ストロー付きコップ(ストローは別でも可)も必須。
  • 麻酔や痛くて動けないとき、安静にしていないといけないときは看護師さんがお水かお茶を注いでくれる。
  • 動ける人は自分で給茶機に注ぎにいく。
  • 入院中のテレビや冷蔵庫は有料。
  • Wi-Fiが必要ならパンフレットを見ながら自分で契約。決済方法はクレジットカード、PayPay、LINE Pay、キャリア決済(docomo)のみ。
  • 病院の消灯時間内は接続不可。
  • 敷地内は全面禁煙禁酒。
  • マスク必須。
  • 結婚指輪は手術中外すため、できれば家で外してくる。
  • コンタクトレンズ、カラーコンタクトを使用している人は手術前に病室で外し、歩いて手術室に向かうため、必要な人は眼鏡を持参。眼鏡は手術室まで使用可能。
  • 高額療養費制度について
    ※高額療養費制度とは、1ヶ月(1日から月末)に医療機関の窓口での支払いが自己負担額を超えた場合、超えた額が申請により払い戻される制度で、食事代や室料差額、保険外負担額は自己負担限度額に含まれない。
    • 自分の所得区分を確認。それにより自己負担限度額、食事負担を確認。
    • 事前に「限度額適用認定証」の交付手続きを行い、窓口に提示することで、窓口での支払い額が自己負担限度額までとなる。
    • マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みが済んでいる場合、マイナンバーカードの限度額認定証に関する情報提供の同意をすれば、限度額適用認定証がなくてもOK。
    • マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みが済んでおり、先ほどの同意があれば退院時の支払いが自己限度額までになるため、年収によっては安く済む可能性があり、後から請求する手間がなくなる。
      (高額療養費制度については前から聞いたことはありましたが、後から請求するしかないと思っていたのでこれには驚きました!

その後、手術当日の流れを動画で見て、入院説明終了。

薬局での支払いが1,160円でした。

手術が決まっても、検査や説明が多くて大変です。

次は2回目の不妊治療クリニックでの出来事を書きます。

ではまた更新します。

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